改めて思う

久しぶりに、津波警報が発令される規模の地震の報道に触れた。速報の文字を目にした瞬間、胸の奥がわずかにざわつくのを感じた。距離としては遠く離れた東北や北海道の出来事であるが、他人事として受け止めきれない感覚がある。

画面越しに流れてくる映像や情報は、淡々としているようでいて、どこか緊張をはらんでいる。その一つひとつが、かつての出来事の記憶を静かに呼び起こす。自然の力は、人の想像を簡単に超えてくる。その事実を、私たちは何度も経験してきたはずだ。それでも、時間が経つにつれて、どこかでその感覚が薄れてしまうのもまた事実なのかもしれない。

だからこそ、こうした瞬間に改めて思う。どうか大きな被害につながらないでほしい、と。誰かの日常が、突然断ち切られることのないようにと願わずにはいられない。普段は当たり前のように過ごしている日常が、かけがえのないものであることを、こうした出来事は静かに教えてくる。

大きな災害へと発展することなく、どうかこのまま静かに収まってほしい。どこかで不安な時間を過ごしている人たちの日常が、少しでも早く穏やかなものへと戻っていくことを、心から祈っている。そして、自分自身もまた、この日常の尊さを見失わずにいたいと、静かに思った。

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