休みが明けた

ゴールデンウィークが終わり、今日から仕事が始まった。長かった休みが明ける朝というのは、毎年どこか独特の空気がある。完全に日常へ戻るには少し身体も心も重たい。それでも今年は、まだ救いがある。今週は2日乗り切れば、またすぐ週末がやってくる。そう考えると、いきなり全力疾走を求められるような感覚ではなく、ゆっくりと滑走路に降りていくような「ソフトランディング」の週なのだと思う。

休みの間は、少しだけ時間の流れが違っていた。本を読んだり、考え事をしたり、普段後回しにしていたことに手をつけたり。慌ただしい毎日では見えなくなっていたものが、静かな時間の中で少し輪郭を取り戻していく感覚があった。

だからこそ、また仕事に戻る時には、その静けさを全部失ってしまうのではなく、少しだけ持ち帰れたらいいと思う。忙しさに飲み込まれると、人はどうしても「こなす」ことだけに意識が向いてしまう。でも、本当はその中でどう生きるかの方が大事なのだろう。

休み明け初日は、エンジンをかけ直すような一日だった。頭も身体もまだ完全ではない。それでも少しずつ日常のリズムを取り戻していく。焦る必要はない。こういう助走の期間も悪くないと思う。

連休が終わると、「またいつもの毎日か」と感じてしまいがちだ。けれど、そのいつもの毎日をどう過ごすかで、次に見える景色も変わっていくのだろう。まずは今週を穏やかに走り切りたい。

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