未来への余白

自分の中で、まだまだだなと思わされることがある。

年齢を重ね、経験を積み、それなりにできるようになったことも増えた。以前の自分と比べれば成長した部分もたくさんある。それでも時々、自分の未熟さや足りなさを突きつけられる瞬間がある。

自分では十分にやっているつもりだったことが、実はまだ改善の余地だらけだったと気づく時、少し悔しい気持ちになる。

しかし、その悔しさは決して悪いものではないと思う。もし本当に成長が止まっているなら、自分の足りなさに気づくことすらなくなるはずだからだ。まだまだだと思えるのは、目指したい場所があり、自分自身に期待している証拠でもある。

もちろん、一夜にして変われるわけではない。努力したからといって、すぐに結果が出るとも限らない。それでも、今できることを積み重ねていくしかないのだと思う。

筋トレもそうだ。昨日より少し重い重量に挑戦する。本を読むのもそうだ。一冊読んだからといって急に賢くなるわけではない。しかし、続けた先には確かな変化がある。

人生の多くのことは同じなのだろう。

まだまだだと思う自分を否定する必要はない。むしろ、その感覚を失わないことが大切なのかもしれない。現状に満足しすぎれば成長は止まる。しかし、自分を責め続ければ前に進む力を失う。

成長とは、理想の自分と今の自分の差を埋め続ける作業なのだと思う。その差がある限り、人は前に進むことができる。

まだまだだ。

けれど、それは諦めの言葉ではない。

これから先も成長できるという、未来への余白なのだ。

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