ワールドカップが最高におもしろい!!!

W杯サッカーの決勝トーナメント(ノックアウトステージ)が始まり、どの試合も息をのむような熱戦が続いている。勝ち残るためには、もう引き分けはない。一つのプレー、一つの判断が、そのまま次のステージへの切符になる。だからこそ、どの国も選手も、持てる力をすべてぶつけ合っている。

日本は惜しくもブラジルに敗れた。しかし、改めて感じたのは、サッカーという競技が本当に紙一重のスポーツだということだ。

試合を振り返れば、あとちょっと思う場面はいくらでもある。ほんの一瞬、ほんの数センチ、ほんのわずかな判断の差。その積み重ねが勝敗を分けてしまう。

だからこそ、試合後には必ず勝敗の原因を分析したくなる。あのプレーが悪かった、この選手の判断ミスだった、と語る声も少なくない。

もちろん分析すること自体は悪いことではない。しかし、ときどきその論調には違和感を覚えることがある。

ピッチの上では、世界最高レベルの選手たちであっても、一瞬で状況を判断し、相手のプレッシャーを受けながらプレーしている。そこには迷う時間などない。だからこそミスも起きる。そして相手チームは、そのミスを引き出すために駆け引きを重ね、プレッシャーをかけ続けている。

つまり、ミスは偶然ではなく、相手との攻防の中で生まれるものでもある。

だから私は、一人の選手だけを責めるような見方はしたくない。

サッカーは11人で戦うスポーツだ。得点が生まれるまでには何本ものパスがあり、失点が生まれるまでにも数え切れないほどの選択や判断が積み重なっている。一本のパスも、一度のプレスも、一人の動き出しも、すべてがつながっている。

勝利も敗戦も、誰か一人のものではなく、チーム全員でつくり上げた結果なのだ。

だからこそ、サッカーはこんなにもおもしろい。

筋書きどおりには進まず、最後の最後まで何が起こるかわからない。わずかな差が歓喜にも涙にも変わる。その緊張感が90分間、もしくは延長戦やPKまで続き、見る者の心を揺さぶる。

勝ったチームにも、敗れたチームにも、それぞれの物語がある。

だから私は、結果だけではなく、選手たちが積み重ねてきた挑戦や覚悟に拍手を送りたい。

それこそが、ワールドカップという舞台の醍醐味であり、サッカーというスポーツの最高の魅力なのだと思う。

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