秋晴れの空の下、いよいよ物事が動き始めた。
始まってしまえば流れに乗っていくしかないのだが、やはり最初の一歩には独特の緊張感がある。今日はその緊張感を持ちながら、臨んだ。久しぶりにたくさん声を出した。声を出すこと自体は慣れているはずなのだが、しばらく大きな声を出していなかったせいか、終わってみると少し喉に違和感がある。身体は正直である。無理をしているつもりがなくても、ちゃんとその変化を教えてくれる。
それにしても、季節が変わると時間の流れまで少し変わったように感じる。
気がつけばもう10月である。
ここから年末までは、かなり慌ただしい日々になりそうである。授業も本格的に始まり、仕事も増えていく。
忙しくなることは、決して悪いことではない。
むしろ、やるべきことがあり、自分の力を必要としてもらえるというのはありがたいことである。ただ、忙しさに追われてしまうと、目の前のことだけで精一杯になってしまう。
だからこそ、これからの数か月は、忙しさの中でも少しだけ立ち止まる時間を持っていたい。
秋の空を見上げること。
ゆっくり息をすること。
その日にあったことを振り返ること。
そして、今日も無事に一日を終えたと思えること。
そんな小さな余白を大切にしながら、年末までの時間を進んでいこうと思う。
いよいよ、動き始めた。




