今日は、心の中のざわつきについて考えていた。
どうすれば、この落ち着かない感じを整理できるのだろうか。いろいろなことが頭の中に浮かんでは消え、何かをしているはずなのに、どこかすっきりしない。
振り返ってみれば、ずっと「何かをしなければならない」という観念に追われてきたように思う。予定があれば、それをこなす。やるべきことがあれば、先に進める。時間が空けば、そこに何かを入れる。
そうやって動き続けてきたから、いつの間にか心の中に余白がなくなっていた。
だから今必要なのは、さらに何かを始めることではないのかもしれない。
少し立ち止まること。何もしない時間をつくること。不安だったら、動く前にそれを認識すること。そして、自分の本来の姿を少しずつ取り戻していくこと。
そのためには、心の中に散らかったものを片付けていく必要がある。
大きな決断をする必要はない。人生を変えるようなことでもない。
例えば、何となく続けていること。惰性で見ているもの。なくても困らないのに、いつの間にか抱えているもの。誰かに合わせるためだけにしていること。
そういう小さな「余計なもの」を、一つずつ手放していく。
物を片付けると部屋に空間ができるように、心の中にも、何かを手放した分だけ余白が生まれるのだろう。
余白ができれば、そこに本当に大切なものが見えてくる。チャンスが舞い込んでくることもあるだろう。
忙しくすることで、自分を保っていたのかもしれない。動き続けることで、考えなくて済んでいたこともあったのかもしれない。
だから、少しずつでいい。
何かを足すのではなく、減らしていく。
何かを成し遂げようとするのではなく、ただ静かに、自分の中を整えていく。
秋の夜は、そんなことを考えるのにちょうどいい。
焦らなくてもいい。
少しずつ余計なものを手放して、心に風が通るような場所をつくっていきたい。




