ミュージカル映画

梅雨入りしたとのことであり、雨な1日だった。ちょっと早い気がするが、その分、早く終わってくれたらありがたい。暑い夏がやってくることになるが、それはそれで楽しみというわけでもない。そろそろまたダイエットをしないと、身体のフォルムがだんだんと明るみに出てくる季節になる。うーむ…。

さて、ミュージカル映画というものが好きな私であり、定番のディズニーの作品なども好きではあるのだが、ここ数年の作品で一際異色を放ったのは「ラ・ラ・ランド」(2017)であろう。アマゾンプライムに入っているため、好きな時に見れるということもあり、久しぶりに見ることにした。ミュージカル映画ならではである非現実的な演出であっても、それを受け入れられる世界観がある。単純なハッピーエンドではないところ、終盤の、それぞれの夢を実現するために別れてしまった二人が、たまたま立ち寄ったジャズバーで再会してからの描写には、胸がえぐられ、本当に切なくなってしまう。結果的に、夢を実現した二人なのだが、最後に無言で交わし合った会話の中に含まれた思い、そして表情がなんとも言葉にしがたいくらいに印象に残っている。心が動かされるということはこういうことなのだろう。

このシーン(YouTubeにアップされていたので)→ https://www.youtube.com/watch?v=swdAphAfDUc

そして、この映画の絵がなんとも美しい。ロケーションも抜群のチョイスをしているのだが、ダンスをすることで、カッコよくなる衣装などの色や形もいい。そのあたりも、ミュージカルっぽいところがいい。

最初に映画館で見たときにも圧倒されたのだが、またもや衝撃を受け、自分はまだまだということが思い知らされた。そして、やはり人を感動させたいという創作意欲が湧いてきた。最近は多忙な中で、押しつぶされそうになっていたが、やはり物語を書いて、人の前に出したいのだということを改めて思った。演劇を作りたい。作り続けたい。コロナに負けるわけにはいかないのだ。

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