良作との出会い

様々な価値観や考え方がある多様性というものを、私は浅はかに捉えてないだろうか。全てを理解することは不可能であるだろうし、自分もおそらくどこか偏っている部分があるだろう。奥深くて綺麗事で済まされないことが多くある。そんな中で、なんとか理解しようとする姿勢を持ちながら、社会に順応していくことをおそらく私はやっていると思っている。

映画や本を通じて、最近は自分の考え方について、問いかけるきっかけをもらっている。こういう出会いこそが学びにつながる。自分は演劇をやっていて、作品を小規模ながらも世の中に提供する側でもある。それらを通して、自分ができていることは何か。何を伝えたいのか。何を見せたいのか。そんなことを思い返す機会になっている。自分が演劇を続けていくのであれば、まだまだ圧倒的に出会っているものが少ない気がしてならない。

やろうと思えば毎日本も読めるだろう。毎週映画も見れるだろう。感情と心を揺さぶられ、考えさせられ、そして自分の演劇と向き合う。その努力を自分はどこまでできているだろうか。

こんなことを考えるのも、最近は良作に出会っているからであろう。

さて、皆さんのお盆前の週間のご予定はいかがだろうか?ありがたいことに、多くのお客様にご予約をいただいている「幸福な王子」の公演は8月12日・13日浪漫座にて開催。私は王子役を演じる。生演奏や歌もある面白いお芝居になっているので、是非お越しいただきたい!ご予約はこちらからどうぞ→
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c31ba193785159

Related Posts