悶々とした日々が続く。まるで濃い霧の中で道を見失い、足元さえおぼつかない状態で彷徨っているようだ。それでも前に進まなければならないとわかってはいるが、次に何が起こるのか、予期せぬ出来事がどの瞬間に降りかかるのか、わからない恐怖がある。常に身構えている自分がいて、心が休まることはない。
今の自分が精神的に健全だとは言えない。まだキャリアはそんなに長くないから、答えを持っているわけでもない。それなのに、答えを出さねばならないというプレッシャーが重くのしかかる。「自分には何ができるのだろう?」その問いを何度も繰り返す。だけど、目の前に広がる暗闇のトンネルも、いつかは抜けられるはずだと信じるしかない。
時間だけが無情にも過ぎていく。振り返ると、焦りがじわじわと押し寄せてくる。