心の余裕をほとんど失ったまま、毎日をやり過ごしている。
気がつけば、目の前に現れることを次々と引き受け、同時にこなそうとしている。誰かに頼まれたわけでもないのに、いつのまにか自分で背負い込み、動かざるをえない状況をつくってしまっている。
その結果、自分を追い詰めていることも、犠牲にしているものが多いことも、わかっている。それでも、簡単に手放せるものばかりではない。やるべきことや責任感、守りたいものが、自分の中で絡まり合い、切り離せない糸のように存在している。
だから、時には重くのしかかる荷物に心が押され、迷いとジレンマに揺れることもある。
それでも、すべてを手放すのではなく、抱えながら自分の歩き方を少しずつ見つけるしかない。重さをただ減らすのではなく、向き合いながら歩くことで、心の中に小さな余白や光を生み出すことができるかもしれない。
いまはまだ、どこへ向かうのか手探りで迷いながら進むしかないかもしれない。
けれど、この迷いの中にも、自分らしい歩き方が確かに存在する。抱えながらでも進める道があると信じることで、少しずつ心に風が通り、光が差し込む瞬間が訪れる。その光は、小さくても確かに前に進む力になるであろう。
