長い1週間が終わりを迎えようとしている。先週のコロナの影響で、仕事に追われ、心身共に限界を感じていた。平日の金曜日、いつもなら心が踊る金曜日の夜も、ただの通過点に過ぎない。明日も明後日もまだまだ忙しい日々は続く。
関わっている劇団も、この週末に本番を迎える。しかし、準備を手伝う余裕がなかった。最低限のことだけをこなし、あとは無力感に包まれていた。仕事の予定が入っていたため、日曜日の本番に立ち会うこともできない。心の中では、仲間たちへの申し訳なさが膨らんでいたが、それを表に出すことはなかった。
この週は、いかにして感情を抑え、冷静でいるかが試される日々だった。感情的になることは絶対に避けなければならないと自分に言い聞かせていた。そんなことをすれば、ただ人間関係を悪化させるだけだ。一心不乱に仕事に取り組み、その目標を達成することに集中していた。
仕事や活動に臨む姿勢は、一つの信念に支えられている。それは、目的を達成するために集まった仲間同士が、互いに尊重し合いながら協力することだ。いつも相手の立場に立って考え、思いやりを持つことを心がけることが大切だ。自分の行動が鏡のように相手に反映されることを知っているからこそ、自分を律しないといけないのだ。
平常心を持つこと。これにつきる。