終わりのない旅

昨日から季節外れの雪が降っていた。桜のつぼみが膨らみ始めたばかりのこの時期に、まるで冬の名残がそっと舞い戻ってきたかのようだった。

慌ただしい1日だった。朝からずっとバタバタと仕事に追われ、ようやく荷物をまとめると、息つく間もなく関西へ向かう新幹線に飛び乗った。電車の中でも休む暇もなく、資料作りの作業をしながら、今回の学会出張の意義について改めて考える。日頃の教育活動が本当に成果を生んでいるのか。その効果を検証し、研究という形で示すことができれば、意義のあるものとなるはずだ。

研究とは、終わりのない旅のようなものかもしれない。少しずつ、一歩ずつ進んでいく。その先に、新しい春が待っていることを信じて。

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