流れる季節

晴れが続くとだんだんと夏が近づいてきている気がする。道中で目に留まる山や川が夏の顔になってきた。暑いのは好きではないけど、なんだかワクワクする。いよいよセミの声で目が覚める季節の到来だ。朝はクマゼミの音が激しい。

あいかわらず寝不足の朝、コーヒー片手に車を走らせる。とにかく眠いが目的地に着く頃は、あきらめがつくのか、なんとなくやる気が出てくる。面倒なことが多いが、それが仕事というものだ。やってしまえば楽になるのは、気持ち悪い時に思い切って吐いてしまった方がいいと思う時の感覚と似ているのでは?…と感じるのは自分だけか(笑)。

夕暮れ時になると、ミンミンゼミが主役となる。日が暮れるまで鳴き続ける声は嫌いではない。いずれツクツクボウシになり、そして鈴虫の登場になる。そんな季節の移り変わりは単純に好きだったりする。春には夏に向けてワクワクし、夏には秋に焦がれ、秋には冬の寒さの中の温もりに期待し、そして冬には春の芽吹きを心待ちにする。幾度となく繰り返しきてた何気ないことなのだが、妙に今日は季節の変わり目が美しく感じた。

深夜の帰宅ドライブを経て、ヘトヘトでたどり着く。無事に1日過ごせたことに感謝した。風呂の力はすごいもので、身体もさっぱり、心も回復し、そしてブログの執筆にとりかかることができる。このルーティンはほぼ1年以上変わっていない。

いつの間にか暦は流れていく。

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