大きな変化の渦の中にいると、心はいつも静かではいられない。次から次へと押し寄せてくる出来事に、感情が追いつかず、気づけば自分の内側がざわざわと揺れている。
嬉しさもある。
新しいことが始まる高揚感や、これまでにない景色に出会える予感。
一方で、不安も確かに存在する。
これでいいのかという迷いや、先の見えなさに対する戸惑い。
それらが綺麗に分かれているわけではなく、全部が混ざり合って、ひとつの「複雑な気持ち」として心に居座っている。
変化の最中にいるときは、まだ物語の途中だ。
結末が見えない状態で、無理に結論を出そうとするから苦しくなる。
だから最近は、少しだけ考え方を変えてみた。
「今は混ざっていていい」と思うようにしている。
嬉しいなら嬉しいままでいいし、怖いなら怖いままでいい。
そのどちらも感じている自分を、そのまま置いておく。
きっと時間が経てば、自然と輪郭が見えてくる。
あの時の迷いや不安が、意味を持って立ち上がってくる瞬間が来る。
大きな変化は、いつも何かを連れてくる。
それは必ずしも、わかりやすい形ではないけれど、確かに自分の中に何かを残していく。
だから私は、今この渦の中にいる自分を、少しだけ信じてみようと思う。
すぐに答えを出せなくてもいい。
整理できなくてもいい。
ただ、この複雑さの中にいる時間そのものが、きっと次の自分をつくっている。
