南アフリカでの日々

みなさん、

こんばんは。南アフリカでの2日目となります。今日は充実した日となりました。

まずは、現地にある田舎の学校へ訪問しました。道中は貧しそうな村などもあり生活が大変であることを感じました。街並みや建物も綺麗ではありません。学校では給食があるのが、唯一の栄養源になっている家庭もあると聞きました。そして、小学校へいよいよ到着しました。その時、本当にたくさんの子どもたちが迎えてくれました。握手を求める子どもたちに一気に囲まれてしまいました。珍しかったのでしょうし、彼らはとてもフレンドリーでした。

校長室に通されて、本日の事を説明しました。今回は、作曲家の弓削田健介さんが地元のNPO法人SAPESIと協力して「図書館バス」を贈ったという経緯があり、それを現地に行って見届けるのと、そこで子どもたちと一緒に歌うセレモニーを行うための訪問でした。私は英語での通訳と子どもたちとの練習を任されたので、弓削田さんと現地の先生と一緒に子どもたち約50名くらいと練習をしました。セレモニーは明日を予定しており、少しずつ曲「World of Fairly Tales」のサビの部分の歌とダンスがパフォーマンスの形になっていくプロセスがとても面白かったです。子どもたちの生き生きした姿に感動しました。練習が終わってからも、弓削田さんが歌を歌ったり、生徒たちが「日本から贈られた図書館バス」についての歌を披露してくれたりしました。エネルギーに溢れた歌とダンスに感動しました。弓削田さんも一緒になって踊ったりされていました。明日のパフォーマンスが楽しみです!ちなみに弓削田さんの「図書館で会いましょう」は教育芸術社から楽譜集が出版されています→ https://www.kyogei.co.jp/pickup/tabid275.html?itemid=259&dispmid=825

一旦、ホテルに戻り、それからサファリツアーに出発しました。クルーガー国立公園の中に入り、動物たちを見にいきました。どんな動物が見えるかなとワクワクしていました。だんだんと公園内に入っていくと、鹿、サイ、カバ、シマウマ、ゾウ、ライオン、カバ、ハゲタカ、ハイエナなど見ることができました。中でも、ゾウやサイはとても近くで草木を食べている姿を見ることができました。ライオンは少し遠くからしか見えなかったのですが、横に獲物として捕まえたバッファローがあって、それを食べていたのです。動物が見えるかどうかは運しだいなので、こんなにもたくさんの動物が3時間半のツアーの中で見ることができたのはラッキーなことだと思います。南アフリカには狩猟するのにも最も危険な動物の「ビック5」と呼ばれる動物がいます。それは、ヒョウ、ゾウ、バッファロー、ライオン、サイだそうで、南アフリカのお札にもそれらの動物が描かれています。今回のツアーで、「ビック4」が見れたことになります。バッファローはすでに死体だったのでカウントされるかどうかはわかりませんが…(笑)。動物も素晴らしかったのですが、地平線に広がるアフリカの夕焼け、満点の星空、満月の月明かりがとても美しかったです。心の中から溢れでてくる清々しい気持ちに浸りながら、ホテルに戻りました。

充実した1日は、みなさんとの楽しい夕食で締めくくりました。

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