What I Can Do

みなさん、

こんばんは。今日の写真は若いです。25歳かな。アメリカ・カリフォルニア州の演劇学校にいた時です。オンライン同窓会をするとかいう誘いがいきなりきて、懐かしい写真を昔の仲間がアップしてくれました。あれから20年が経ちましたが、演劇と大学というのは将来像としてあの頃から頭の中にずっとあったものです。

さて、2019年3月15日に自分のウェブサイトを立ち上げ、そして毎日ブログを書き始めたわけですが、415日日間続けてきたことになります。ご飯と食べることと風呂に入ること以外で、何かを毎日続けるルーティンというものが今まで何かあったかと思うと、そうでもないような気がしました。今では何か書かないと眠れないくらいになっています。

ブログというもので自分が考えていることや感じていることを残すことにしたんですが、いつか読み返す時が来たら、この新型コロナウイルス騒動の真っ最中が懐かしく思うのかもしれませんね。とりあえず今は100年前のスペイン風邪のように歴史的なことに立ち会っていると思うと感慨深いです。

415日間の中で世の中や状況は変わったとしても、自分はどう変わっただろうかということも考えたりします。実はやっていることはそこまで変わっていません。演劇家と大学の先生をやっています。自分が成長しているかと言われると、それもそうでもないかもしれません。新しくできるようになったことはあります。そこまで何かを大きなことなしえてもいませんが、新しく演劇作品を作って上演をはしてきたので、そこには達成感や感動はありました。新しく学んだことはもちろんありますが、自分はまだ勉強不足だ、学びが遅いと思ったことの方が多かったように思います。

自分がいつまで現役でいられるかはわかりません。大学の仕事はとりあえずは定年がありますが、その後に非常勤で仕事を続けているかもしれないですし、演劇をその時も教えていたり、新しく作品を作り続けている可能性もあります。そう考えると、現役ができないと自分が実感するまでは、やり続けることになるのでしょうね。20年なのか30年なのか、それとももっと長いのかはわかりませんが、できれば大きなことをなしえることができていたらいいですね。それまで世の中になかったことを生み出せていたらいいですね。

なんのために生きるなんて聞かれても困りますし、あまりそんなことを考えてすぎて自分を追い詰めたくないです。あえて言うなら造り続けることに生きていく価値を感じているのだと思います。それが私ができること、私たちができることだと思います。私にとって演劇とは何かと答えるとすると、「アイデアを形にすること」だと思っています。私にとって形にできることが演劇という手法なのでしょう。今はオンラインでできることをやっていますが、早く生のお芝居がやりたいですね。しかし、今できることをやるしかないです。何かをやらないと始まらないですから。

 

「昔の人たちにはできないことがある

昔の人たちにしかできなかったことも

だから今この時から始めよう

私たちにできることを

はじめないと変わらない

気持ちだけでは足りない

どこかの誰かが待っている

君やあなたが私が

私たちからできることを」

(曲「わたしたちからはじめよう」作詞:青柳達也、作曲:比留間光悦)

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