文明の力

台風がやはりやってきそうだ。メディアでも、「これまで見たことがない」と報道し煽っている。日曜日のイベントはギリギリ実施できそうだが、夜から月曜日にかけてがかなりヤバそうだ。

防災の準備のために、ホームセンターは大賑わい。水はほとんど売り切れ、ランタンなどの電灯も売り切れていた。電池もかなり売れたようで、いつもよりは少なかった。レジでは長蛇の列ができていた。

当然のごとく月曜日は仕事が休みになった。近々のイベントのために脚本執筆をしなくてはならなかったので、ちょうど良かった。創作に1日使えるのはありがたいが、ただし、停電しなかったらということになる。パソコンが使えないとどうも手書きではかけない。ギリギリで充電がなくなるまでに書き終えることができるかもしれないが、これもやってみたいとわからない。日曜日の夜も時間がとれたら、停電になる前に執筆を始めよう。

とはいえ、とにかく安全であることを願うばかりだ。

今日もミーティングの嵐だった。zoomができることは離れていても打ち合わせが簡単にできて非常に助かる。しかし、移動しなくて言い分、間にどんどん会議を入れることもできる。きっとスマートフォンを持ち始めた時と同じ感覚だ。そんなものを手に入れてしまえば時間や場所に関係なくつながることができることになった。スマホが普及し始めた当時、アメリカにいた頃であり、仕事が忙しい代名詞と言える「弁護士」が持っていた。高給取りということもあったのかもしれない。絶対、あんなものを持たないと思っていた自分が数年にのうちに変わってしまった。おそらくzoomなどの遠隔でのミーティング、そしてそれに伴う通信環境があることは、これからスマホの普及率と同じくらいに拡大していくだろう。自分の周りの人らの中では、zoomはほぼほぼ当たり前になりつつある。

文明の力は素晴らしい反面、本当に必要なのかということも少し考えるべきだと思ったりもする。人間の地球で生き方には少し問題があるのだろう。だからきっと地球は怒っている。台風もコロナもその結果なのではないだろうか。そして、こんなことを自分が嘆くのは矛盾している。文明の便利さに完全に乗っかっている私なわけであるから。

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