魅了されたのは

帰りの道中で心地よい疲れを感じていた。今日も相変わらず長いに1日だったが、何かに向かってひたむき頑張ることができる仲間がいるからこそ、苦難も超えていくことができていると改めて思った。

思いを語る。夢を語る。伝わると信じる。それによって人に動いてもらえる。

物事の動かす立場にいることが多いが、自分についてきてもらっているというよりは、共により良くするために歩んでいる。操縦が極めて難しいスーパーカーを動かそうとしているようなものだから、時々、やらねばならぬことや、やりたいことが多すぎて、圧倒され途方にくれそうになるが、一つずつ、少しずつ組み立てていくしかない。

単純なことのようで複雑なこと。

それが演劇作品を作るということだ。

魅了されたのは18歳の自分だった。

集まったみんなが同じ方向を向いているエネルギーは凄いものだ。自分ではできないことは人にお願いする。助け合う。一つになれる空間を感じる。果てしない時間と労力をかけて作り上げる達成感がある。そして、仲間たちがいてくれたことに感動する。

それを幾度となく繰り返す。死ぬまで。単なる演劇バカなのだけど、バカになりたいのだ。それでいい。

今夜も稽古だった。少しだけ進むことができた。楽しかった。それで良い。シルバーウィークは集中練習やら撮影やら…。とにかく動くのみだ!働け!働け!働くんであーる!

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