今日も暖かい１日だった。この時期に夏日がこんなに続くと、自分でさえも春みたいな気分になるのに、植物は完全に勘違いしてしまいそうだ。これから冬がやってくるというのに。とある商業施設で流れるクリスマスソングがこんなにも季節外れに感じたことはない。気がつけばクリスマスはもう約１月先に迫っている。
そして、訳の変わらない日本でのブラックフライデーを宣伝している。サンクスギビングデーが解禁日となり、クリスマス商戦が始まる日のことなのだが、アメリカで始まったことをそのまま輸入しても本当に意味がない。アメリカでは、家族が全員に対してお互いにクリスマスギフトを用意して、クリスマスの朝にプレゼントを開けるという習慣があるが、そんなものが存在しないので、ブラックフライデーのセールをやることが全くもってよくわからない。ブラックフライデーにはアメリカではモールが混み合って買い物をしているが、いつしか日本で遭遇したブラックフライデーが閑散としすぎてして笑ってしまったのを覚えている。ハロウィーンやイースターについで、今度はブラックフライデーをなんとか浸透させたいのであろう。ただでさえ無駄な買い物が多い日本人に対して、どれだけ物を買わせようとしているのだろうか。日本文化はなかなか不思議で面白い。
今日も現場を終えてから早めにホテルに戻り、他の仕事を片付けていた。メールだけじゃない。打ち合わせや会議だって、今はどこにいてもできるものだ。オンラインを限界性として捉えるのか、可能性として考えるのかでは、大きな違いがでるだろう。物事に対する姿勢だけで、達成度や成果は随分変わってくる。これから5Gの世の中が本格的に大規模に始動すれば、オンラインの取組はもっと発展していくだろう。
テレビをつけたまま仕事をしていると、ふと面白いものに出会うことがある。不覚にも泣かされてしまった。良くできている。ストーリーを、ナレーションと音楽を絶妙なタイミングで入れながら伝えることで、見ている人の心を誘導して感動させていた。自分も芝居を作っていて、お客様に涙してもらえる瞬間を作ることができると、なんとも嬉しかったりするから、色々と勉強になった。
何事からも学びや気づきを得ることができるものだ。
