みんなちがって、みんないい

失礼は発言をして、それが冗談で済まされることと、そうでないことがある。立場や状況をわきまえて発言するべきだ。かまって欲しくて、誰かの容姿に関しての冗談を言うような輩が好きではない。

私はアメリカ生活が長かった手前もあり、容姿に関する発言は基本的にNGとなっている。冗談とはとらえられないので、要注意だ。面白いと思って発言して真にうけてしまうことがある。これは弁解の余地がない。本心のどこかで、それが面白いとかおかしいとか思っていることが出てきてしまうからだ。なんで、それで人を判断しようとするのだろうか。

幼少の頃からずっとアトピーに悩まされていて、容姿に関しては敏感だった。今は、わりと薬でアトピーのひどくなることをおさえることができていて、わりと普通の生活ができている。ひどい時は、痒くて眠れない。皮膚がボロボロであることもあった。無邪気な年頃の時には、それに対して変化なことを言われたこともある。

金子みすずさんの「私と⼩⿃と鈴と」にあるように、容姿であろうと考え方であろうと「みんなちがって、みんないい」ということになるのは、難しい社会なのだろうか。違う考え方を容認するとしても、容姿のことを冗談にすることについては、「いい」とは考えにくい。

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