次世代の育成への思い

皆様、

おはようございます。ブログを読んでいただきありがとうございます。

実は、私はアメリカの大学に行って演劇に出会うまでは、思春期を迎えてからの自分というのは、恥ずかしがり屋でどうしても殻の中に隠れてしまうような状態でした。自分のことをうまく表現する方法を知らなかったり、そのような場所がなく、どうしていいかわからずにいました。自信がない自分がいました。

全ての人が演劇をやったらいいなんてことは言いません。しかし、私のように演劇で人生を変えることができることもあるのです。

演劇を子どもに教えることを大学生時代から始めました。そこで出会った子どもたちがイキイキと自分らしく表現をして楽しむ姿が素敵であり、それをずっと見ていたい、その場に自分がいたいと思うようになりました。

日本に帰ってきてからも、子ども達に指導をする場をいただいております。そして、先日のブログにも書きましたが、昨日は教え子の二人と共演をすることができ、感慨深いものとなりました。小学生の頃から育ててきた二人は、お客様の前に出てしっかりと演じることができるようになっています。笑いをとったり、感動を与えたりすることができています。大学生の時に感じたことを改めて思い出し、ずっと演劇を指導してきてよかったと思いました。

そして、この度、「幕末・維新佐賀の八賢人おもてな隊」では、現在活動している佐賀の誇りと歴史を歴史寸劇で後世に伝える活動を継承するため小学5年生~高校生の男子を対象に、賢人ジュニアというユニットを立ち上げることになりました。昨夜より告知を開始し、4月13日(土)が公開オーディションとなっております。演技を基礎からしっかりと実践を踏まえて学べるだけでなく、教科書に載ってないような歴史を知ることや地域の方々との触れ合いを通じて、佐賀を誇りに思えるような体験ができます。メールにて、氏名(ふりがな)・年齢・性別・学校名・学年・住所・参加動機(200字以内)・顔写真・保護者氏名・電話番号を明記し、sagahachikenjin@gmail.comまでお送りください。締め切りは2019年4月10日(水)必着です。

昨年は明治維新150年を迎え、「肥前さが幕末維新博覧会」が開催され、佐賀の誇る歴史を改めて感じることができた人も多かったと思います。しかしこれで終わりではありません。明治維新200年に向けて、継承していく次世代の担い手を作っていきたいと考えています。

次の時代へと向かう、その最初のステップが、この賢人ジュニア企画なのです。

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