英語関係の授業の集中講義の後半2日目が本日からであった。なかなか濃密な1限から4限の授業となり、明日で全日程終了となる。学生が英語を必死で使おうと頑張っている姿を見るのは嬉しい。そして、きっと言いたいことが言えないもどかしさや悔しさも感じていると思う。それも大事だ。
英語を習得し自由自在に使えるようになるには中途半端な努力ではなし得ることはできない。高校まで英語が得意で、高校留学をした自分でも、アメリカの大学に行って壁にぶち当たった。英語で「学ぶ」ことがこんなにも難しいのかと思った。もどかしさや悔しさを味わい、それでも踏ん張って4年ではなく5年かかって卒業した。
昨今は様々な学習ツールが進化しているため、もっと効果的に、そして、個別最適型に学ぶことができるようになっている。だから、それらをもっと導入して、様々なレベルに合わせた学習に対応できるようにしたい。それプラスに、今回のような協働型の授業があると学生が伸びると考えている。
そして、今回の集中講義では英語のことだけでなく、英語を使うことができたら、グローバルな世界がどんどん広がる可能性に気づいてもらいたいと願っている。英語を使えるようになるだけではなく、英語を使って何がしたいかを明確にしていけるようになって欲しいのだが、その「何か」を見つけるために多くの物事や人に出会うことが大切だと思う。
再来週は、また身体表現の集中講義がある。うかうかしてはいられない。あっという間に後期も始まってしまうぞ。