嵐が去った次の日は気持ちよく晴れていた。諸々やることは色々とあったが家にずっと1日中いることになった。ベランダで風を感じながら夕方にすでにブログを書き始めている。こんな日もある。コロナになってからというものに、私だけではないだろうが、家にいる時間が増えた。今までGW、お盆、お正月しかないと思っていた「休み」があることに、10年ぶりぐらいに改めて気づくこととなった。ゆとりのある時間とはこういうことなのかと感じることができている。
思えば土日も予定がない日がないくらいにびっしり詰まっていた。今はレッスンとかイベントとかキャンセルになってしまったことが理由で、休みがあるのだ。この余裕のある時間に何をするか。それは仕事のことを考えないということだ。サッカーを見たり、映画を見たりしてのんびりするということだ。
日本に帰ってき13年の月日が流れた。それまでアメリカでやってきた演劇活動を、人脈がほとんどなかった地元でどう始めるかということもわからないまま、ただ体当たりで、とにかくやれることはやるスタンスで走り続け、実績を作った。自分が生み出せることを証明したかったのだろう。若かったこともあり、エネルギーが有り余っていた。
いつの間にか時間は過ぎていった今、自分の活動や使っている時間について見直すことができている。つまりはコロナのおかげということなのだろう。しかし、またコロナ明けにはどんな日々が待っているのだろうか。
さて、先日より告知を開始したが、10/10(日)・11/14(日)10:00〜12:00に「演劇リーディング」オンライン・ワークショップ(zoom)を開催することになっている。中学生以上であればどなたでもzoomさえ使えれば無料で参加できる。自宅にいながら、スマートフォンやパソコンを使って演劇の脚本を声に出して読んでみる体験ができるワークショップとなっている。今回、利用させていただくのは、劇団キャラメルボックスの脚本家として有名な成井豊さんの作品だ。とても面白くて読み応えがあるので、是非、参加していただきたい。お気軽に申し込みはこちらからどうぞ→ https://forms.gle/man9fCmhgVmvv1ti7