さがドラマスクール「演劇リーディング・ワークショップ」にご参加いただきありがとうございました

寒いのか、暖かいのかわからない気温の差が激しい1日だった。

本日は、さがドラマスクール主催の「演劇リーディング・ワークショップ」を無事に開催することができた。参加者6名と団員4名で、楽しく成井豊さんの戯曲「広くてすてきな宇宙じゃないか」を読むことができた。中学生から60代までの幅広い年齢層での実施で、なかなかない組み合わせであった。一期一会の出会いだったかもしれないが、お互いに何か学び合うことがあったであろう。

様々なコメントをいただいたのだが、「普段話さないような人と、家にいながらつながることができて実際に同じメンバーで、舞台で演技をしてみたいと思いました。楽しかったです。」という声などをいただいた。もともと家にいながらも参加できるワークショップということで企画したものだったので、そのようなコメントをいただいたことはありがたいことである。

演劇をしょっちゅう見ることは出来ないにしても、戯曲はやはり定期的に読むような機会をもっと作りたいと思う。読み上げた後に、脚本の奥深さを分析して議論をすることで、脚本やセリフの何がどのように面白いのかが具体的になってくる。このプロセスは、演劇の経験値に関係なく充実したものとなる。特に地方においての演劇文化の向上には、このようなことの積み重ねが必要であると思う。

今回は10月と11月の2回にわたり実施し、それぞれで違う参加者に参加してもらえて、違う脚本を読むことができて、本当によかったと思っている。これからも、このような機会を作っていけるように、そして演劇を親しむ人を増やせるように邁進していくのみだ。

今夜はTMCの会議も夜にあり、イベントに向けて色々と準備の確認を行った。12月の終わりまで何かと続くが、頑張って乗り切っていこう!

そして、先日の劇団SA-GA第3回公演の映像が完成したので、全編90分を配信している。私は今回は映像、音響、宣伝美術を担当した。ありがたいことに全4回の公演共にチケットは完売であったため、見逃した方もいると思うので、ちょっと時間はかかると思うが、ぜひご覧いただきたい。

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