アメリカ留学時代のこと

今日はGWの中日の平日で仕事で、普通に授業だった。国際関係の授業を担当しているのだが、留学時代の話を少しした。当時18歳ぐらいの自分にとって、いきなり誰も知り合いがいないアメリカの大学に通うことになるのだが、そこで、やはり最初は日本人同士でつるむことになるわけだ。当時は、わりと留学がさかんで、どこの大学にも日本人は少なからずいた。それはそれで楽しかったし、今でもその縁が続く友人だっている。

しかし、せっかく異国へ来たのだが、日本人のコミュニティにだけに居てはもったいないという意識がどこかにあった。幸にも私は演劇に出会った。演劇学科には日本人はいなかったから、否応なしにアメリカ人と知り合いにだんだんとなっていった。これも最初は、とてもハードルが高かった。自信がなかった自分が居た。英語が通じるのか。話についていけるのか。友達ができるのか。もちろん、そんなに簡単にいくわけがないけど、諦めなかった。むしろ時間がかかることは当たり前だという認識を持ち、少しずつ慣れていった。

今、日本に来ている外国人留学生はどうだろうか。日本人学生と交わっているだろうか。中にはそれができている人もいれば、やはりその国の人同士でかたまってしまっていることもあるだろう。それを否定するわけではない。今、私が勤務する大学にも留学生がいるが、日本人と絡んでいる外国人留学生はそこまで多くないような気がする。それは、どうにかできるものなのか。そんなことを考えている最近だ。

仕事が終わってからは、演劇活動の打ち合わせのために友人宅へ。予定している様々な公演のことや、現在、書いている脚本の内容の相談にものってもらった。本当にありがたい存在だ。一人で脚本を書いていても、客観的に見て、それが面白いのかどうか、ツッコミどころが多くないか、など話をしてみることでやっとわかることがある。演劇談義を交わすことは楽しいだけでなく、より良いものを作りたいという気持ちが高まっていく。公演を迎えるまでには様々なハードルを越えてやっと実現するものだ。その痛みも喜びも共有できる仲間がいることは、ちょっとだけ素敵だと思う。

というわけで…、来月、5/28-29に唐津でお芝居をやることになっている。その後は、9月、11月とまた公演を計画中である。こうご期待!
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5/28・29「電気を出してね!」@唐津Otteビル
作:空閑薫 出演:さがドラマスクール・唐津演劇集団「響」
演出:青柳達也
ご予約はこちらからどうぞ→ https://aoyagi-engeki.com/ticket

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雲仙市立小浜中学校の子ども達が考えた原案をもとに、私が歌詞を書いた平和の願い綴った「Hope for the Future」

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