5月4日(日)、舞台は佐賀城本丸歴史館。13年目を迎えた「幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊」の歴史寸劇は、県内外から訪れた200名ほどのお客様を前に観劇いただいた。13年目を迎え、静かな努力の積み重ねが、確かな礎となっていることを感じる活動となっている。
そして明けて5月5日(月・祝)。こどもの日には、唐津城での新たな挑戦が待っていた。デビュー間もない「唐津名護屋城武将隊」が、ついに唐津の地で初陣を迎えたのだ。私は音響スタッフとして、舞台の陰から支えた。快晴の空のもと、天守閣を背景に繰り広げられた寸劇は、多くのお客様の目と心を引き寄せた。
この武将隊の立ち上げからプロデュースに関わっている私にとって、今日の出陣は大きな喜びだった。演者たちと語り合い、稽古を積み、ひとつひとつ形にしてきた。これからもっと多くの人に知ってもらい、地域に根づいていくことを願っている。
ニュースに報道はこちら(※期間限定配信)
サガテレビ→https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2025050519835
NHK佐賀→https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20250505/5080019456.html
18歳の頃、ただ「演劇がやりたい」と願ったあの日。その小さな志が、いま地域の観光PRという形となって生きている。地域の歴史に耳を傾け、人々の心に残るように。
そう思えたこの数日間であった。