確実に前へ

本日は通し稽古だった。
断片だったものが少しずつ結びつき、作品の輪郭がようやく浮かび上がってきた一日だった。音響、照明、映像、それぞれが単独で存在していた段階を越え、舞台の上でどう呼吸し合うのか、その姿がイメージできるようになってきた。

ここから、役者たちの士気も確実に上がっていくだろう。全体像が見え始めると、自分の立ち位置や役割が明確になり、芝居は自然と熱を帯びていく。積み重ねた稽古が線となり、線が面へと広がっていく過程に、作品の力が宿り始めているのを感じる。

演出として、やるべきことはまだ山ほどある。修正も判断も、決断の連続だ。正直、楽ではない。だが、今はそれでいい。焦らず、逃げず、一つひとつを丁寧にクリアしていくしかない。その積み重ねの先にしか、本番の舞台は立ち上がらない。

確実に前へ進んでいる。
今日見えた輪郭を信じて、明日もまた、やるべきことをやるだけだ。
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幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊は、2月6日(金)・7日(土)に、江藤新平の一生を描いた歴史劇「江藤新平伝〜星の奇跡〜」を、東与賀文化ホールで上演をします。
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