そっと「ありがとう」

今宵は満月。そんな夜は、少しだけ立ち止まりたくなる。
何かを成し遂げたというほどではないけれど、今日という一日を無事に終えられたことに、ふと目を向けたくなる。

満月は、ゴールを示すというよりも、「今」を照らしてくれる存在なのかもしれない。特別な結果が出たわけでも、大きく前進した実感があるわけでもない。それでも、こうして月を見上げていられる夜があるという事実に、静かなありがたさを感じる。

何かと感謝は後回しになりがちだ。けれど、当たり前のように続いている日常も、実は当たり前ではない。今日も身体が動いたこと、物事を感じ取れたこと、何も起きなかったことさえ、感謝の理由になる。

月は満ちて、やがて欠けていく。
それは、私たちの生活とよく似ている。良い日もあれば、そうでない日もある。ただ、その一日一日が連なって、今の自分をつくっている。

今夜の満月に、静かに感謝を込めて。
大きな言葉はいらない。ただ、こうして一日が終わることに、そっと「ありがとう」を。
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