みなさん、
こんばんは。台風が接近しているせいか、九州の方でも少し風が強くなってきました。
さて、今日は集中講義の最終日でした。集大成として自分たちで考えた短い寸劇を発表してもらいました。みんな頑張ってくれて、面白かったです。一生懸命に本気で取り組む姿が素敵でした。ミーティングなどを終え帰宅し、学生が書いたレポートを読みながら振り返りをしていたら、いつもの時間になっていました。
「今まで学んでないようなことを学んだ」「本気で物事に取り組むことの大切さを学びました」「学びたかったことを学ぶことができた」「新たな気づきが沢山あり、非常に有意義で充実した時間を過ごすことができました」「自分から積極的に行動することで、より広い明るい世界に出て行くことができる」「チャレンジする大切さに気づきました」「自分が伝える、本気で相手に向き合うということを、明日からも頑張っていきたいです」などなど他にもたくさんのコメントをいただきました。ありがたいことです。また、多くの学生はもともとは表現やコミュニケーションや人と接することが苦手、恥ずかしがり屋、人前で何かをすることに抵抗があるなど言っていたけど、今回の講義を通じて変わることができたと言ってくれたことが本当に嬉しかったです。
私も恥ずかしがり屋で人と関わることが苦手でした。この学生たちのように大学時代に演劇に出会い、それが自分を変えることのきっかけとなりました。無論、演劇に関わることが全てを解決できるとは言いませんが、演劇にできることは多くあります。その可能性を特に実感できるのが、集中講義の４日間であると毎年思っています。集中講義は、体力的には年齢を重ねていく私にとってはチャレンジですが、集中講義だからこそできることがあります。なので、これからもこの講義を大切にしていきたいです。
伝えたいことがあるから伝え続ける。
今回も、伝えたいことをいっぱい実践を踏まえて伝えたつもりですが、まだまだ伝えきれなかったこともあります。後になってから言っておけばいいことを思い出したりもしました。だけど、これも学びであり、まだまだ成長できるということですね。頑張ります…。
さあ、明日はもう土曜日。日曜日は佐賀城本丸で７周年イベントの開催ですので、明日はしっかりと稽古します！楽しみですね！
今日の写真も懐かしい2012年10月の上演当時のものです。若い！
