夏の終わり

夏の終わりというのは好きな季節だったりする。今の日本は残暑も厳しくて、あまりすぐには秋らしい雰囲気にはならないが、だんだんと夜が過ごしやすくなっていったり、ツクツクボウシの声や秋の虫の声、空の雲の色とかが変わっていく。

今年はコロナの影響で、夏休みも早めに終わってしまったが、本来なら今日ぐらいが夏休みの最終日だったはずだ。去年の今頃はどうだったかということをついついコロナ禍の中だと考えてしまう。去年は、夏休みの終わり近くになると多くの子どもたちがやってきたりしていたものだ。エアコンのきいた佐賀城本丸で過ごしていたはずだ。

新しい生活様式の中で、我々、幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊はなんとか活動を続けることができている。写真にあるように、飛沫がお客様に届かないようにスクリーンをはって上演している。観光客の方々はそこまで多くはないが、新規のお客様もいらっしゃっている。常連のお客様も、久しぶりにお会いできたお客様も、本当にありがたい。文化芸術活動が続いていくには、お客様がいないと成り立たない。

さて、今週も濃密ですな。前期の授業の任務もやっと終了したが、その分、他の業務でいっぱいだ。研究、新聞取材、打ち合わせ、ワークショップ、講座、レッスン、OC、稽古などなどあり、そしてまた本番がある日曜日がやってくる。なんだか遠い先だったような9月もやってくる。来客があるので、研究室の掃除もせんとな…(いつやるの?)

さて、来年の夏の終わりはどうなっているだろうか?どんな新しいことが起きているだろうか?いいことだったらいいな。

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