グランジロック

とあることがきっかけでグランジロックを改めて聞いてる最近だ。90年代のニルヴァーナ、パールジャムなどのこと指すロックのジャンルである。90年代をアメリカで過ごしてきて、ライブで見たりしたことのあるド世代なわけである。音楽を聞くだけであの頃のことを思い出す。楽しかったとしかいいようのない時代だ。

思えば中学生の頃がバンドブーム世代で、初めて買ったCDはブルーハーツだった。洋楽のハードロックにも興味を持ち、幼少の頃から英語を習ってたせいもあり、いつかアメリカに行きたい、英語の歌詞の意味をそのまま理解したいという漠然とした夢を描いていた。

様々な人のおかげで、その夢は叶った。演劇を志したせいもあり、社会的・文化的な背景をより深く学ぶことができ、言葉のニュアンスなども理解できるようになった。

師匠から教わった。「ワールドクラスで物事を考えること」「人間は誰でも一緒だ」ということを。世界を旅してきたら、人間は人間だった。どんな人種であろうとも、語り合い、分かち合うことができた。

世界の様々な場所で、自分らしく生きることができたのは、本当に出会いのおかげだ。ありがたい。

そんなことに思いを馳せながら、研究室で仕事をしつつ、グランジロックを聞いている今日であった。

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