今日の振り返り

夜のフライトで帰っている。外は真っ暗で何も見えない。よほど疲れていたのか座席に着いたらいつの間にか眠っていて、気づいたら空の上だった。

ぼんやりと今日の研修の仕事で気づいたことを考える。

異文化理解は交流体験を通じてのみ本当に理解できるとつくづく思った。体験を通じて、異文化の人々と直接交流することで、感情的なつながりが生まれる。これにより、書籍や理論だけでは理解できない、文化の奥深い部分を感じ取ることができる。そして意外とそんなに違わないことにも気づく。

どこかに先入観というものが存在していて、異文化交流を体験することで、持っていた偏見が実際とは異なることを実感することができたりする。直接的な交流は、他文化に対する理解を深め、誤解やステレオタイプを打ち砕く力を持っていることを改めて知ることができる。

異文化の人々と対話することで、異なる文化背景を持つ人々とのコミュニケーションスキルが向上する。これは、特に異なる言語を使うときには、言葉だけでなく、ジェスチャーや表情などの非言語的なコミュニケーションも活用することになり、つまりは「身体全体で話す」体験をすることになる。

異文化交流を通じて、異なる視点や価値観に触れることで、視野が広がり、柔軟な考え方が身につく。これにより、自身の文化や価値観についても新たな視点で見直すことができるようにもなる。

これらのことを理屈ではなく、体感することができるのが、僕にとってはたまらなくおもしろい。このようなワークショップの現場で、人が人と出会い、それによって人が変わっていく姿をこれからも見て行きたいものだ。

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