小学校の同窓会というものがあった。しかも学年全体ではなくクラス会だ。共に過ごした仲間たちが20名と担任の先生が集まった。実に38年ぶりとなる再会をした人たちも多くいた。意外に色々なことを覚えている。あの頃の記憶をもとに思い出話に花を咲かせた。過去を美化して語るわけではないが、あの時代の小学生生活は充実して楽しいものだったことに改めて気づいた。
人生の中で、38年という年月はどのような意味を持つのだろうか。今日、気づいたことは学校というものが自分を形成するにあたり、いかに大切であったかということだ。そして、学びとは何か。それは勉学だけではなく、学校での遊びを通じて得ることができていたということだ。
あの頃の記憶はいつまで心に残っていくのだろうか。
またの再会を誓って、みんなと別れていった。