作品作りは、少しずつ形を帯びてきた。今日は作曲家との打ち合わせがあり、この作品のイメージを共有し、立体的に再考する時間を持つことができた。ただ、自分の影響で創作期間が短くなり、限られた時間の中でお願いすることになったことに対して、申し訳なさが胸をよぎる。それでも、この相手とはただの仕事の話だけではなく、時には人生そのものを語り合える貴重な関係だ。作品を作る理由や、どんなものを生み出したいのか、心を開いて話し合えることに、改めて感謝の気持ちが湧いてくる。
人生100年時代。たとえ自分が100歳まで生きないとしても、まだまだ折り返し地点だ。これからもやりたいことが山ほどある。そして、どんな状況にあろうとも、創作活動だけは絶対に続けていきたいという熱い思いが胸を満たしていく。生涯現役であり続けたいという願いを、今一度強く感じた。
「やるなら今。」
その言葉が、心に深く響く。