NHKの番組「復活の日」

みなさん、

こんばんは。まだ朝晩寒いようですが、明日くらいから気温が上がるみたいですよ。上着を着なくていい日はもうすくでしょう。そんなことを言っていると、いつの間にか夏日になっている(夏日がくるまでにお腹を少し引っ込めなくては!やばい!)

さて、3月末に放送されたNHKの番組「復活の日」をご覧になった方は多いと思うのですが、もし見逃した方は、朗報です。4月28日(日)17:00に再放送されます。とにかく見てください。絶対、損させません。充実した良い時間になります。感動します。かなりオススメです。ここまで言っても見ない人は知りません(笑)。騙されたと思って見てみてください。様々なことを考えさせられるのは間違いないでしょう。

私は号泣しました。

ネタばらしても、それでも見たら感動するのは間違いないので、こちらのリンクでどんなものかをご確認ください。メイキング動画までありますね。
↓↓
https://www4.nhk.or.jp/P5627/

タレントの出川哲朗さんが出演されていて、亡くなったお母様と会話をするという内容です。これは本人が登場して、本当の話をもとに作られています。しかし、実際にお母様はもうこの世にはいらっしゃらないので、テクノロジーを使って再現されていることになります。しかし、これが、まるでお母様がいるかのようにリアルガチでなんです。

これは演劇ではありませんが、このような内容のことは、私は常々、演劇で描きたいものであったりすると、ふと思ったのです。ここに実在しない物や人を蘇らせる。あたかも、その時代や場所にいるかのように、見ているお客さんをその世界に連れて行く。出川さんは出川さん自身で台本もなくただ反応しているだけなのだけど、そこには演劇でも同等に求めるリアリティがあるのです。

キャラクターとしてその世界に存在し、ただ反応する。演じているという感覚ではなく、自然体で。

そして、ふと考えました。もし、自分が亡くなった父親にまた会える「復活の日」があったら何を伝えるのだろうか?どんなアイテムが、その時に出てくるのだろうか…?

おそらく私の場合は、父親譲りの口下手であるため、お互いに何を話したらいいかわからなくなるのではと思います。だから、それよりも自分が作る演劇作品を通じて伝えたいことを感じてもらいたいです。

アメリカで演劇を志した私は、父親に一度も舞台を見せることはできなかったのです。

(※写真はアラスカ鉄道のポスターです。1996年のものですがアラスカ大学で演劇に没頭する日々の頃です。)

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