今夜、舞台セットがついに完成し、そのセットを使っての通し稽古が実現した。舞台の姿が少しずつ形を帯びていく中、いつも素晴らしい舞台美術を手がけてくださるZiシアターさんには感謝するばかりだ。さらに衣装も揃い、キャストのビジュアルがぐっと鮮明になり、物語の世界が目の前に広がってきた。
そして明日、この舞台に照明が加わることで、さらなる美しい情景が生まれるのだろうと胸が高鳴る。照明の力で、観る者を物語の世界へ誘う準備が整っていくのだ。
明日は音響スタッフも加わり、仕込みからテクリハ、そしてゲネプロへと続く長い一日が待っている。それぞれのプロフェッショナルが手を取り合い、このミュージカルの完成形へと一歩ずつ進んでいく。
物語の構想から、脚本、作詞、演出を手掛けてきた長い道のりは、まもなくゴールを迎える。果たして、新作ミュージカルはどのような輝きを放ちながら本番の幕を開けるのだろうか。その瞬間が待ち遠しい。
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・多久ミュージカルカンパニー 多久市人権フェスタ ミュージカル公演「詩子の声」
2024年12月1日 １３：３０〜
