自ら変化を起こす

誰かがこう言った「逆境こそがチャンスだ」と。

確かに、物事が順調に進むこともある。けれど、最近ふと感じていたのは、立て続けに降りかかる悪い出来事や、何となく漂う停滞感。まるで足元をすくわれるような感覚だ。でも、それはきっと、転換期のサインなのだろう。

今までのやり方に固執せず、少し視点を変えてみる。試行錯誤することで、停滞の風が変わり始めるはずだ。運気というものは、待つだけでは動かない。自ら変化を起こすことで、初めて新しい流れが生まれる。

そういえば、心の中に抱えていた小さな「こだわり」があった。1年以内にこれを成し遂げたいという願い。けれど、それが現実には難しいと気付いた時、不思議とそのこだわりが薄れていった。頑なだった自分の心が、柔らかくほぐれていく感覚。現実を受け入れていった。

もしかすると、これは物事を違う角度から見つめるためのタイミングなのかもしれない。何かを失うのではなく、新たな可能性を迎え入れるための準備期間。

だから、焦らずに進んでみよう。今は次のステージに向かうための助走期間だ。変化を恐れず、一歩一歩、自分の足でまた歩み始めようと思う。

そして、その先に広がる景色は、きっとこれまでのどれとも違うはずだから。

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