鹿島でのイベント本番を、無事に終えることができた。客席はほぼ満席。たくさんの方々に足を運んでいただき、舞台の上からでも、その熱気と期待が伝わってきた。お客様の反応も温かく、やっているこちら側も自然と気持ちが乗り、心から楽しむことができた。皆さんの温かい心に迎えていただいたことに、心から感謝したい。
終演後、ロビーでお客様をお見送りしていると、「面白かった!」「また見たい!」と鹿島市民の方々が優しく声をかけてくださった。そのひと言ひと言が、僕らにとって何よりの励みになる。こうして皆さんの前で演じる機会をいただけたこと、本当に光栄だった。
僕らが舞台に立ち、歴史を伝えることに対して感謝してもらえる──それは決して当たり前のことではない。だからこそ、これまで培ってきた経験、スキル、知識を総動員し、「観てよかった」と心から思ってもらえるものを届けるべく、常に真剣勝負で挑んでいる。
幸いにも、八賢人おもてなし隊 は、この12年間、さまざまな場所で歴史寸劇を上演させていただいてきた。しかし、まだまだ進化の余地はある。もっと多くの方々に喜んでいただけるよう、これからも工夫を重ね、稽古を積み、仲間たちと切磋琢磨していきたい。
また皆さんとお会いできる日を楽しみにしつつ、次なる舞台へ!