80代の自分が、50代の自分に向けてアドバイスをするとしたら

そんな問いかけをSNSで見かけて、胸の奥がふっと温かくなるのを感じた。まるで、未来の自分と目が合ったような気がしたのだ。潜在的に抱えていた思いと、偶然にも出会ってしまったような、そんな感覚だった。

もちろん、健康や体力のこともある。筋肉を維持するとか、食事とか、ちゃんと眠るとか、そういった基本的なこと。でもそれ以上に、心に深く刺さったのは、「やらなかったことは、想像以上に後悔する」という言葉だった。

時間は、静かに、けれど確実に過ぎていく。「いつかやろう」と思っていたことは、気がつけば「やらなかったこと」に変わっている。
でも今なら、まだ間に合う。
今こそ、心の中の小さな好奇心に火を灯すときなのかもしれない。

行きたいと思っていた場所に、勇気を出して向かってみよう。やってみたいと思ったことに、ためらいながらでも手を伸ばしてみよう。たとえうまくいかなかったとしても、その経験は、未来の自分にとって確かな記憶になる。笑ったことも、悔しかったことも、全部含めて、「よくやった」と言える日が来る。

80代の私は、こう言っている気がする。
「迷ったなら、やってみなさい。怖がっているなら、なおさら一歩を踏み出してみなさい。未来を変える力は、いまのあなたの中にあるのだから。」

そして私は、静かにうなずく。
自分のこれからを変えるのも、やっぱり自分なのだと。

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