年の終わりへ

12月ももう終わろうとしている。気づけば時間は静かに、しかし確実に流れていき、私は目の前のことに追われながら、いくつもの課題に追いつけずにいる。思い描いていた年末とは少し違う。こんなはずじゃなかった、という言葉が頭をよぎることもあるが、それに引きずられるのは違う気がしている。

今ある状況を、そのまま受け入れるしかない。できていないことを数えるより、できていることを見つめ直し、この正月休みでどう立て直すかを考える時間にしたい。立ち止まるための休みではなく、調整するための休みだ。やらねばならないことは相変わらず山のようにある。

人生はきっと、自分自身に課した課題を一つずつ乗り越えていく連続なのだろう。何かを終えれば、また次が現れる。だから人は前に進めるし、踏ん張ることもできる。長期で見ても、短期で区切っても、やるべきことが尽きることはない。暇だと感じる瞬間は、ほとんどない。

それでも今こうして忙しさの中に身を置けていることは、決して当たり前ではない。追われているのではなく、少しでも必要とされているのだと思えたとき、少しだけ心が軽くなる。年の終わりに、そんなふうに感じられる自分でいられることを、私は静かにありがたいと思っている。

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幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊は、2月6日(金)・7日(土)に、江藤新平の一生を描いた歴史劇「江藤新平伝〜星の奇跡〜」を、東与賀文化ホールで上演します。
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