自分のペースで

世の中の多くの人と同じように、仕事始めを迎えた。
正直に言えば、体力が万全とは言えない。けれどそれは、ここまで走り続けてきた証でもあるのだろう。
疲れが一気に押し寄せ、まだ完全には整いきっていない自分に気づく。身体の奥深く、コアの部分でエネルギーが満ち切っていない感覚がある。

だからこそ今は、無理に前へ進もうとせず、自分の身体が発する小さな囁きに耳を澄ませていたい。
歩幅を少し落としながら、確かに前を向いて進んでいく。
回復は、立ち止まることではなく、ゆっくりと歩み直すことから始まるのだと思う。

焦らなくていい。

立ち止まった時間も、眠るように過ごした日々も、すべては次に動くための準備だったのだと思えばいい。思うように力が出ない日は、自分を責めるのではなく、整える時間として受け取ればいい。

今はまだ全速力では走れない。けれど、風の向きや空の明るさに気づける余白が、ここにはある。身体と心が同じ速度になるその瞬間を待ちながら、今日できることを一つずつ重ねていく。

やがて、気づかないうちに、足取りは軽くなっているはずだ。
無理をしなくても、流れはまた動き出す。
自分のペースで、確かに前へ進んでいこう。
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