フェイクニュース

SNS上には、フェイクニュースがあふれていることを、ここ最近とくに実感している。
僕のいま一番の“推し”であるレッチリ(Red Hot Chili Peppers)のことも例外ではない。誰かが「ワールドツアーをやるらしい」とか「新しいアルバムが出るらしい」とか「ドキュメンタリーが公開される」とか、まるで日替わりのように、根拠のないニュースが流れてくる。

そもそも、そんなビッグネームが何かを発表するなら、最初に公式サイトで告知し、大手メディアがしっかりと取り上げるのが当然だ。冷静に考えればわかるはずのことなのに、意外にもそれを信じてしまう人がいる。

「誰が言ったか」より「誰が信じたか」。
その一瞬のクリックが、真実と嘘の境界をあやふやにしてしまう。
だからこそ、今の時代に生きる僕たちは、情報を“受け取る力”をもう一度見つめ直す必要があるのだと思う。

本当に大切なのは、ニュースの速さじゃなく、確かさ。
そして、自分の中にある「これは本当だろうか」と問い直す感覚を、失わないことだ。

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