今日はTMCのイベント出演で、多久市内にある救護施設を訪れた。スタッフの皆さんが本当に丁寧に迎えてくださり、心温まるおもてなしに感謝の気持ちでいっぱいになった。短い時間ではあったけれど、とても濃く、充実したひとときだった。
パフォーマンスの最中、利用者の方々の笑顔や拍手が何より嬉しくて、舞台に立つ意味を改めて感じた。日々さまざまな場所でステージに立たせてもらってるが、「何か心に響くものを届けたい」という思いはいつも変わらない。
TMCではオリジナルの楽曲を披露している。これまでの15年のあいだに、多くの詞を書き、作曲家と共に音を重ねてきた。言葉が旋律にのってひとつの歌となり、そして誰かの胸の中に届いていくことは、何度経験しても不思議で、尊い瞬間だと感じる。
歌は人の心に寄り添う力を持っている。もし僕が手がけた音楽が、ほんの少しでも誰かの心を明るくできるなら、それだけで十分だと思う。
今日の拍手と笑顔を胸に、また次のステージへ向かって歩いていこう。
