ここ数年連続で指導に関わっている、伊万里小学校コーラス部の定期演奏会に向けたミュージカルのレッスンが、昨日と今日の二日間で行われた。冬休みのさなか、しかも冷え込みの厳しい中での練習だったが、子どもたちは誰一人弱音を吐くことなく、まっすぐに稽古に向き合っていた。
一つひとつの動き、言葉、音に真剣に向き合う姿勢から、「良い舞台にしたい」という気持ちが自然と伝わってくる。こちらが何かを言葉にする前に、すでに感じ取り、吸収しようとする力を、子どもたちは確かに持っているのだと改めて思わされた。さすが、Nコン全国大会の常連校だけある。
レッスンの回数は決して多くない。だからこそ、時間を無駄にせず、集中して積み重ねていく必要がある。その限られた条件の中でも、二日間で作品の骨格はしっかりと形になった。
できなかったことができるようになった瞬間の、子どもたち自身の表情は素敵だ。誰かに評価されるためではなく、自分の中で一歩前に進めたという実感が、自然と次の意欲につながっていく。その循環が、この場には確かに生まれていると思う。
やり残した部分についても、年明けのレッスンで十分に整えられる見通しが立った。焦る必要はない。大切なのは、舞台の完成度だけではなく、そこに向かう過程で何を感じ、何を持ち帰るかだと思っている。
このミュージカルが、子どもたちにとって「頑張った記憶」としてだけでなく、「自分たちはできる」という小さな自信として、心のどこかに残ってくれたら。それだけで、この時間に関わる意味は十分にある。
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