夕暮れの学び舎

みなさん、

こんばんは。今日は夜の稽古もあり、長〜い1日でした。本番が少しずつ近づいていますが、まだまだです。

演出という立場にいると、なかなか自分が思ったとおりに事が運ばないことが多いです。予定をたてていても、役者さんの進捗はそれぞれであるので、なかなか仕上がっていきません。しかし、これは結局のところ、私の責任です。役者たちのモチベーションをあげたり、不安になる気持ちを和らげるのも、私の任務です。最終的には、みんな輝いてくれるように、信じて進むしかありません。

とは言え、私も人間、感情の生き物なので、コントロールするのは難しいですね。自分が選んだ試練なので、少しの苦しみも含めて楽しみましょう。

今日もいろいろなことがありました。うまくいったことも、いかなかったことも。授業だけでなく、研究室に来客があったり、一人でパソコンで作業をしたり…とあっという間に時間はすぎていきます。夕暮れ時に廊下に出て、ふと誰もいない教室に目をやると、差し込む光が眩しくて、そして、その空間がやけに静かに感じました。何を感じたのかを文字で表現するのは難しいのですが、何だか切ないような、柔らかい気持ちになりました。そんなに古くはないけれど、この学び舎で学んだり、教授した人たちの想いを感じたのかもしれません。

そして、自己反省。まだまだだ。やれることはもっとあるはずだ。こんなんじゃダメだ。同時に、自分を成長させてもらえる環境があることが幸せであると改めて気づきました。

アメリカ16代大統領のリンカーンは、たくさんの名言があります。「人民の、人民による、人民のための政治(Government of the people, by the people, for the people)」という言葉はあまりにも有名です。そんな名言の一つにこんなのがあります
↓↓
“Most folks are about as happy as they make up their minds to be.”
「ほとんどの人は、自分で決心した程度だけ幸福になれる。」

どれくらい幸せになると自分で決心をするのか。つまり、自分で決めるということです。幸せに気づくことができるか。感じられるのか。自分の幸せは自分で決めるということは当たり前のことかもしれないけれど、そんな当たり前が難しいことっていっぱいあるのではないでしょうか。

とまあ、たわいもないブログの投稿でしたが、いつも読んでくださり、ありがとうございます。そろそろ、「ぬっ」(佐賀弁で「寝る」とう意味です)けん。

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