本日は、佐賀城本丸歴史館にて開催された通産3000回記念公演に大変多くの皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。
300人以上の方々が、佐賀だけでなく全国各地から駆けつけてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。差し入れも色々といただき、恐縮であった。
実は自分が今やっている以外の役で、一番やってみたかったのが江藤新平であり、その代表的な演目である「佐賀の乱」を描いた「さがんもん」を演じることができたことは光栄であった。
精一杯、全力投球で出し切った。演技の中で、悔しさや悲しさを感じて、自然と涙が流れていた。
そして、お客様だけでなく、仲間たちにも支えられていることを、このようなイベントの時はひしひしと感じる。ありがたい存在だ。笑い合い、時には真面目に指摘し合いながら、お互いにサポートしながら、寸劇の本番に全力で向き合う。その瞬間にしか起きないことが、たまらなく面白い。もちろん楽屋のトークも。
何のために演劇をやっているのか。それには簡単な答えなどないが、今日みたいな日のことを言うのではないかと思ったりした。
さて、明日からはまた普通の日常だ。