運命を感じること

みなさん、

こんばんは。ブログを毎日書き続けて80日です。風呂に入るのと同じように、ブログを書かないとなんだか眠る気にならない感じになってきました。今日も更新しています。

今日は、公演に向けて製作の作業をやっていました。小規模の団体だからということもありますが、ほぼほぼ製作も一人でやる作業がほとんどです。小屋入りしたら、メンバーがヘルプしてくれますが、それまでは自分で全部段取りします。あまりパソコンのことを誰からかきっちり習ったことはなく、ほぼ独学です。イラストレーターやフォトショに関しては、もうちょっとテクニックを教えてもらいたいですが…。

とあるコーヒーショップで、今日も取材を受けました。記事になったらこちらでも配信します。今度の公演のこともそうですが、他のこともついつい喋ってしまいました。本当はいっぱい喋りたい人なんでしょうが、どこかシャイな性格がついつい出てしまのでしょう。自分の中でスイッチを入れないとなかなかスラスラと言葉はでてきません。本当は伝えたいことがいっぱいあるから、メディアの取材はありがたいことです。演劇活動もそうです。自分の考えや思いを、そこに乗せて、誰かに伝えるコミュニケーションです。

大学の授業でもそうなのでしょう。科目はいろいろあれど、やはり伝えたいコアと言えるものがあります。授業や課題の中でやる活動全てにおいて「1+1を2以上にする」ということを実践を通じて学んで欲しいと思っています。誰かと協力して、学び合い、その効果を増やすという考えです。それが大学に通う一番の理由じゃないでしょうか。先生からだけではなく、学生同士からも学べる環境である。誰とでも活動し、成果を出せる訓練をすれば、社会に出た時にすぐに役立つ人間になるでしょう。ある特定の人(知り合いや友達)としか何かができないというのは、高校生までだったら、それで生きていけると思います。しかし、社会生活はそれでは成り立ちません。仕事をする時になったら、考え方や価値観が全く違ういろんな人達と一緒に可能性を広げることが必要となります。何かを専門的なことを学ぶことよりは、まずコアができないと、深い学びを得るようなことはできないと強く感じています。

私が勤務する佐賀女子短期大学には、「何人からも何ものからも何かを学びとることができるすなおな心を持つ」ということが女性像として掲げられています。まさに自分がコアで感じていることが謳われていて、運命さえも感じました。さらならる運命的なことはというと、私が日頃演じている大隈重信と佐賀女子短期大学は縁があるのです。

「母を尊敬して育った重信は後に「女性はもっと社会進出すべきで、高等教育を受けさせなければならない」との考えを持つようになった。佐賀女子短期大学(佐賀市)の前身の家塾や日本女子大を支援した。」(出典:産経ニュース2015.11.10) 
https://www.sankei.com/region/news/151110/rgn1511100077-n1.html

運命と感じることが時より人生の中では起きるものですね。私が学生時代に演劇に出会ったこと、日本に帰ってきて演劇を活用したまちづくりや教育に少しでも貢献できていること、大隈重信役を演じていること、佐賀女子短期大学に勤務していることも全てつながっているような気がします。自分勝手な思い込みかもしれませんがね(それでもいいんです、笑)。

さてさて、そんなわけで日付も変わって6/2(日)になりました。佐賀城本丸歴史館にて、大隈重信が登場する歴史寸劇「あの夜のままで」が上演されます。大隈重信が副島種臣に、北九州は木屋瀬で運命的な再開をする史実をもとにした寸劇です。笑いと感動があり、楽しめること間違いなしです。みなさんと総観客数70000人達成のお祝いをしたいので、是非ともお越しください。心よりお待ちしております!!

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