こんなにも朝早くに現場に行ったのはいつぶりくらいだっただろうか。まさかのステージリハは午前7:30。朝があまり得意ではない私がバタバタとこの時間に機敏に動くのも珍しい。秋晴れの空が青く清々しかった。
今年は開催されるかどうかが、なかなかギリギリまで決まらなかった「さが維新まつり」だったが、佐賀県知事の英断で、今年のコロナ禍の中でもなんとか開催することができたのは本当にありがたかった。規模縮小と時間短縮であったが、やはり盛り上がる雰囲気は楽しいものだった。
今回の寸劇上演では、知事が鍋島直正公を演じたり、医療がテーマだったため急遽、行列に参加された看護師の方々にステージに上がってもらったり、などのイレギュラーなことが加わり、リハーサルで消化できてなかったぶっつけ本番の部分もあって、演出としてはハラハラしたが、なんとか無事に上演することができた。佐賀藩は、医療に関しても幕末明治期に活躍し、流行病と戦った偉人たちを多く輩出した歴史を、このタイミングでみなさんと共有できる機会をいただいたことは嬉しいことであった。
寸劇や行列の本番の時だけではなく、仲間たちと朝早くからワイワイといろんなことを喋って、いっぱい笑った1日だった。
さてと、秋のビックイベントが1つ終わったな。明日は佐賀城本丸歴史館での歴史寸劇に登場する。週末、連チャンの本番になるが楽しみましょ!