当たり前のことを当たり前にやる難しさ

当たり前のことを当たり前にやることが難しいから、結局はやらない人や達成できない人の方が多いのではないかと思う。私もこのブログを1年半ぐらい毎日書き続けているが、それには意図があるからだ。

HPを立ち上げ、その存在価値をあげること、検索エンジンにひっかかるようになること、自分の活動をより多くの人に知ってもらうこと、これをやるには、HP上にあるブログを毎日更新することを積重ねていくほかない。私がとても有名であったなら別だ。演劇を作り続けるとか、様々なお仕事を受けるとか、足を運んで顔をつなぐとか、リアルな行動はもちろんやりながらも、インターネット上においての広報する活動をなしには、今の時代は広がりは限られてくるだろう。自分が有名になりたいということではなく、佐賀にもっと足を運んでもらえるようにしたい、演劇というものを地方にいても職業として成り立たせたい、演劇を使って教育に貢献したいなどの目的を達成するためには、まずはHPを使って知っていただき、伝えつづけていくことが必要なのだと思っている。

それに、毎日ブログを書き続けるもう1つの理由は、脚本にしろ論文にしろ、一応は私は物書きのはしくれである。それなら毎日文章を書くことの練習が必要だ。素振りを何千回としていない野球選手などいないはずだ。物書きなら、文章を書き続けてなんぼであろう。

地味な努力をしていることなどは正直誰にも関係ない話だ。がむしゃらなかっこ悪い姿など、むしろ誰にも見せたくはない。見せる必要もない。頑張っている姿がかっこいいのは、美化されたドキュメンタリーのような設定で作られたフィクションに近い時だけだろう。

さて、話は変わるが、最近ちょっと考えていることがある。それはSNS上のひどい情報モラルの現状だ。情報がどこから来たか、信頼できるものなのかも全く書かれていないものであってもアップして、そしてあたかもそれが本当に正しいものとして扱う。まあ、あえて何のことかをはっきりとここで具体的に言うと角が立つかもしれなの言わないようにしよう。まだ真実と決まっていなくて、これから裁判になるかもしれないことが起きているが、「なるかも」というところを強調したい。なぜなら、まだそうなるかどうかも決まっていないからだ。それに、すでにどちらかが悪い、正しいと決めつけるのは良くないのではないだろうか。感情で物事を判断し、何が真実なのかもさえも見失ってしまうこともある。真実であるということが証明されていなくても、信じこんでしまっていることもある。何が本当に正しいのかはわからない。そして、それを決めるのも人間であるため、結果的には本当は正しいことにならないかもしれない。それでも、どちらかに舵を切って、進んでいくしかない。物事は止めることはできない。

嘘や噂をばらまいたとしても、責任とらなくてもいいメディアというものは恐ろしいものだ。それが万が一、虚偽であったり、拡大解釈だったとしても、SNSで勝手に一人歩きしてしまう。

人にはそれぞれの正義があるから難しいね…。

 

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