学ぼう!学び続けようではないか!

本日は快晴の空であった。

様々な物事が変わってしまった1年がだんだんと終わりに近づいてきている。これだけ全世界の人に影響を与えたことが今まであっただろうか。間接的にはあったかもしれないが、これだけ直接的なものはなかったように思う。ほとんどの人にとって大変な1年であったであろう。

私、個人的にはもちろんイレギュラーな事柄が多くて大変な部分があったように思うが、過ぎ去ってしまった今、改めて考えてみると、そこまで大したことではなかった気もする。オンライン配信、遠隔会議や授業など今までなかったことへのチャレンジをいっぱいやらざるを得なかったが、もともとそこに興味があったせいか、自分でやってみるのは楽しかったし、やってみることで多くの学びを得ることができた。

学ぶことは単純に楽しい。それは今までに出会わなかった世界や物事に出会えるからだと思う。これは当たり前と言えば当たり前なのだが、その喜びや充実感を味わうことができることこそ幸せなことはないのではないかだろうか。生きる意味とさえも思ってしまうぐらいだ。

大好きな諫山実生の歌に「手紙」というものがある。
「次に会えるときには一歩でも前に
進めてたならそんな自分をみせたい
そんな自分で会いたい」

ふと気づいた時によく口ずさんでいる歌だ。明日という日を生きるなら、昨日より一歩でも進んでいたい。そんな自分で他者と会いたい。昨日の自分ではなくて。毎日成長していることを実感するには学ぶしかないし、学びを自分で感じとれるようなること自体も学びであろう。

役者としてセリフを覚えて、自分の言葉として喋れるようになることも、違う世界を学ぶという点では大事なことなのではないだろう。演劇をやること自体だけに意味があるのではなく、そこから人としての学びが得られるから、私は活動を続けるのであろう。探究する機会をもらえているのだから。あらゆることに興味をもって学ぼう。学び続けようではないか。

今日から金子みすずプロジェクトを始動した。これも楽しみであるな。

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